M&Aに対する考え方・オーナー様へのメッセージ

M&Aは、単なる数字や条件の取引ではなく、経営者様が長年築いてこられた“人生の結晶”を未来へ託す大切な決断です。
その想いに真摯に寄り添い、最適なパートナーとの出会いを実現することが私の使命だと考えております。
これまで、中小企業からベンチャー企業まで幅広い案件を担当し、「譲渡後も幸せな関係が続くM&A」を数多くサポートしてまいりました。
ご相談の際は、どんな些細なご不安・疑問でもお気軽にお聞かせください。

オーナー様とのエピソード

後継者様のご不在という課題を抱えておられたオーナー様をご支援させていただいた際のエピソードがございます。
そのお客様は、創業から30年以上の歴史を持つ建設会社の経営者様でした。業績は堅調で、取引先様からの信頼も厚く、経営自体は順調そのものでした。
しかしながら、オーナー様ご自身が70歳を超えられた頃から、「この先、誰に会社を託すべきか」という悩みを長年一人で抱えておられたのです。
ご縁をいただき、何度もお話を重ねる中で、オーナー様は常に
「従業員の将来を守りたい」
「取引先にご迷惑をかけることはできない」
と真摯にお話しされていました。
その思いを実現するため、現体制の維持・取引関係の継続・企業の存続を軸に、理想的な譲受企業様をお探しすることとなりました。
オーナー様と理想の相手像について何度も意見を交わし、複数回の面談を経て、最終的に「この方なら安心して任せられる」と心から信頼できるお相手とのご縁を結ぶことができました。

「当初の目的を十分に果たせた。あのとき決断して本当に良かった」
と笑顔で仰っていただけたことが、今でも深く印象に残っています。
この経験を通じて、改めて私たちM&Aアドバイザーの使命は、
オーナー様の想いを未来へと受け継ぐ“架け橋”を築くことであると、強く実感いたしました。